| 住まいを購入(消費)するお客さまの気持ちの中は高いか安いかの経済学ではなく、その会社や商品が“信頼できるか価値を感じるかの心理学”が優先しているはずです。
つまり大手と競うか競わないかの次元ではなく、今後自社がこの「心理戦で戦えるかどうか」を判断しなければなりません。これまで「チラシを打ったのに集客できない」、「カタログを送ったのに返事がない…」というようなただ物理的な判断思考ではなく、お客さまの心理を掴む会話や対話ができたのかと言った“伝わること”を前提とするまさにデザイン学に取組む必要性があります。
規模の問題ではなくその存在性、印象度、品質感など、地域ビルダーの希少性的価値観において大手メーカーを凌ぐ圧倒的な「卓越性」をデザインによって実現することは可能です。
「このツールを使えば売れますか?」と聞く経営者がいます。少しあっけに取られますが、「残念ながらツールだけで売れる商品などありません」と答えます。売れるのは技術力であり設計力です。わたしたちがXD計画でいうデザインとは、先ずその地域の人々に提案できる住宅(モノ設計)であると言うこと。次にお客様の夢として、その住宅との出合いを実現させる瞬間(コト設計)をデザインと呼びたいのです。デザインとは図案のことではありません。お客さまを虜(とりこ)にする伝達力のこと、幸せにさせる想像力のことです。
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